重なり
未来を予定にしてきたヒカリと、問題には解決策を探してきた伊知郎。不妊治療は、二人が思い描いていた未来を少しずつ別のものに変えていく。次の治療を前に、二人は「子どもを持つこと」と「二人でいること」が本当に同じ願いなのかを問われる。
「共にいたい」という気持ちが、ほんの少しだけ上回るラブストーリー。
人は、誰かを想いながら、うまく届かない。
その小さなずれを、映画にする。
未来を予定にしてきたヒカリと、問題には解決策を探してきた伊知郎。不妊治療は、二人が思い描いていた未来を少しずつ別のものに変えていく。次の治療を前に、二人は「子どもを持つこと」と「二人でいること」が本当に同じ願いなのかを問われる。
「共にいたい」という気持ちが、ほんの少しだけ上回るラブストーリー。転校生の少女は、危うさを抱える同級生に惹かれていく。ある冬の夜、二人は誰もいない高速道路へ向かう。そこで起きた出来事が二人を秘密で結び、彼女たちの声を聞き逃していた担任教師の日常を揺さぶっていく。
理解できない他者の声に、向き合う行為を描く。16歳のマイは、足の悪い82歳のタミを車椅子に乗せ、古い藩境の町を抜けて病院へ向かう。道の途中、二人のあいだにある名づけられない関係が、少しずつ姿を現す。
誰かを支えることに、名前や正解は必要なのか。十年前に移住した田舎町を去る男。その最後の七日間を、手放していく物と、町に残される記憶を通して描く。
町を去ることは、人生を片づけることではない。OFFICIAL TRAILER
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1978年、大阪市生まれ。映画監督・脚本家・プロデューサー。
2010年、脚本・製作も手がけた初長編『seesaw シーソー』で、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 SKIP CITY AWARD 2010を受賞。同作はウィーン、ブエノスアイレス、ハワイなど海外11の映画祭で上映された。
2015年、短編映画『想い出の中で』の撮影をきっかけに福岡県大川市へ移住。地域おこし協力隊を経て、2017年に株式会社OKAWOODを設立し、映像制作と並行してコワーキングスペース、ゲストハウスを8年間運営した。
2025年に大阪へ拠点を戻し、企業映像の制作現場でチームマネジメントに携わりながら、長編・短編映画の企画開発を続けている。
恋人を突然失った真琴が、二人で過ごした日常の痕跡のなかで、喪失と向き合っていく。
産科未受診の妊婦を搬送する救急隊が、受け入れ先の見つからない命を前に選択を迫られる一夜。
一つの家族を四人の監督が異なる視点から描くオムニバス映画『埼玉家族』の「息子編」。
チャリティーイベント参加企画として制作された、3分間のショートフィルム。
福岡県大川市を舞台に撮影され、完山が同市へ移住するきっかけとなった短編映画。
映画は、答えを示すためではない。
目の前の誰かを、もう一度見つめるためにある。
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